ITプランニング・セールス検定

【ITプランニング・セールス】知識試験の内容

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ITプランニング・セールスの試験の内容が謎に包まれていると感じたので
実際に受験した私が、試験の内容をトレースしていければと思います。

ITプランニング・セールスは、知識試験とスキル試験の2つがあり
今回は、知識試験について書いてみようと思います。

ちなみに、試験の内容以外のこと(申し込み方法、試験までにやること、試験の方法、等々)は↓にまとめていますので
ご参考いただければと思います。

内容その①:全部で80問だけど、解答欄は108個

HP等で、試験問題は80問と聞いていたので
なんとなく、基本情報処理や応用情報処理の午前問題のような
単一選択形式の問題が80問出題されるのだろう、と思っていました。

しかし、試験開始前にメールで配布された、Wordの解答用紙を見てみると
解答欄が108個あるのです。

あれ?

80問では?

この28個の差は?

81~108は使わないのかな?

人間の煩悩の数に合わせているのかな?

試験前までにいろいろと考えさせられましたが
問題を全部解くと、108個の解答欄を全て埋めきったのです。

どういうことかというと
1つの問題の中に、複数の回答を求められることがあったのです。

具体的に言うと、こんな感じです。

顧客の状況について、強みと思われるものは「1」を、弱みと思われるものは「2」を、どちらともいえないものは「3」を解答しなさい。

(A)若手の技術者が多い (解答欄21へ)
(B)取引先が大量に倒産した (解答欄22へ)
(C)。。。
(D)。。。

のような問題があるのです。

なので、1問で解答欄を10個使うような問題もありました。

こういう問題を解いていって、108個の解答になる、ということです。

内容その②:ジャンルが明確に定義されていない

ITプランニング・セールスのHPには、合格基準として
以下のように記載されています。

このことから、知識問題は8ジャンルで各40%以上を正解した上で
全体で60%以上の正解が必要となります。

このジャンルというのが、↓になります。

このジャンルというのは、ITプランニング・セールスのテキストの各章と
一致しています。
※正確には、テキストには第9章まであるのですが、試験範囲に含まれてないので、無かったものとします。。。

ただし、試験の問題用紙には
このジャンル毎で分かれて出題されている、というのがわからないようになっています。

ただの問題の羅列です。

採点者にはわかるようになっていると思うのですが
明確には分かれていません。

これは、基本情報技術者試験、応用情報技術者試験の午前問題のイメージに
近いかもしれません。

上記試験は、いちおう、51問~60問がプロマネ、61問~80問がストラテジ、というように
暗示的な定義はありますので、本試験もひょっとしたら暗示的な定義があったのかもしれません。

内容その③:テキストにあるものがそのまま出るものもあれば、考えて答えるものもある

問題としては、テキストに書いてあるものを問われるもの(暗記物)と
この場合は何に該当するか、という、考えて答えるもの(応用物)の
2種類があります。

基本、テキストを暗記すれば大丈夫な内容だったかと思います。

私は、テキストを丸暗記することができなかったので
なんとなく覚えているところはそのまま答えることができたのですが
覚えてない、または、考えて答えるものについては
今までの経験と知識を元に回答していきました。

おそらくですが、コンサルや経営的な勉強をされている方は
簡単に解答できる内容だったかと思います。

内容その④:中小企業診断士の企業経営理論と財務会計の分野と重複した問題が出題される

詳しくは覚えてないのですが、中小企業診断士と重複している範囲で
以下のような問題が出題されました。

 ・PPM
 ・コア・コンピタンス
 ・成長マトリクス
 ・SWOT分析
 ・損益計画書の解析
 ・NPV
 ・ROI

テキストを読んでいると、「これも、これも、スピードテキストに出たやつだ!」と
若干思ったりしました。

内容その⑤:試験時間は120分

知識試験の試験時間は120分でした。

最初、応用情報技術者試験と同じに思っていたので
「絶対時間余るやつだ!」
と思っていたのですが
実際テストに臨んでみると、結構頭を使う問題が出題されていたので
あっという間に時間が過ぎていきました。

1問に5分以上費やすこともありました。

まあ、テキストをもう少し暗記していたら
スイスイと解けていたのかもしれません。

【実際に解いてみて】最後のほうに難しい問題が集中していたので、試験後のダメージが大きい

これは個人の感想になりますが

前半は、なんというか、今までの経験や知識を元に答えられる問題でしたが
最後のほうは、法的な問題とか、難しい問題が最後のほうにまとまっているイメージがありました。

結構時間がカツカツな状況だったので、見直しとかする時間がなく
最後まで解いて、終了、という感じでした。

なので、最後のほうの、解答が分からなかった問題が続いたという印象が強く
「あ、これ、ヤバいな」
という気持ちに苛まれました。

試験問題が持ち帰れないので、自己採点ができないのですが
なんとなく、合格ラインギリギリな感じがしています。

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